チェンマイはタイでバンコクに並ぶ人気観光地です。バンコク=チェンマイ間の移動は当然飛行機が主流(約1.5時間)ですが、若いうちなら何でもできる!と思ってローカルを味わうための寝台列車を選択しました。
結論としては、超快適!!値段も飛行機より安いので、時間に余裕がある方はぜひ試してみてください!
寝台列車の予約方法
以下、公式サイトより予約できます。
検索ワードで調べると、いくつかツアー会社のサイトも表示されるので注意してください。上記はタイ語と英語の表記しかありませんが、鉄道会社が運営しているサイトになります。
私たちは「Bang sue junction」から乗車。チェンマイまで片道838THB/人(約3000円)でした。飛行機だと、最安でも1500THB(コロナ禍の価格)ですので、60%くらいの費用でチェンマイに移動できます。
本当は新型車両「Special Express CNR」に乗車したかったのですが、私たちはどうしても出発時間が合わず乗れなかったので、次回チャレンジしたいと思っています。今回は旧型車両の様子をお伝えします。
Bang-sue駅到着~出発まで
Bang sue駅までは、バンコク主要部からタクシーで20-30分程度。夕方の渋滞があると最大60分程度かかるので注意してください。Bang sue駅は2021年末にフアランポーン駅から主要駅機能が移管された比較的新しい駅です。空港のような外観をしていますが、当時(2022年2月)はワクチン接種会場としての機能が主で、駅機能は未だ全て移管されていないようでした。
ホームはどこか係員さんに聞きながら歩いていると、この建物内ではなく外だということがわかりました。それがこちら。早速タイを感じますね笑
ホームは開放的で、ホームドアはもちろん、ホーム間の連絡通路があるわけもなく、線路を歩いて渡ります。出発時間より早く着いた場合には、周辺の屋台やレストランがあるので、そこで食事を済ませましょう。
ホームが3つあり、チェンマイ行きだけでなく、イサーン方面やバンコク方面の電車も到着します。タイ語のアナウンスも聞き取れなかったので、係員さんにチケットを見せながら、「チェンマイ!チェンマイ!」と叫び、なんとか教えてもらえました。どの電車が正しいのか十分確認した方がいいでしょう笑。チェンマイ行きの電車のみアナウンスが英語で流れるので、そちらで気づくこともできます。
出発時間は夜20:00頃を予定していましたが、結局1時間遅れの21時頃の出発でした。
寝台列車内の様子
車内は上下2段ベッド。好みがあると思いますが、私たちは窓のある下段ベッドを2つ予約していました。エアコン完備ですが夜はやや冷え込むので、長袖を持っていた方が安心です。カーテンで仕切られるので、カプセルホテルのような空間です。
正直寝れないだろうと覚悟はしていましたが、全くの予想外。カーテンで区切られているので周囲が気になることはありませんし、揺れも少なく、快適すぎて爆睡でした笑。チェンマイまでは約13時間。途中駅の停車も全く気付かず、翌日の観光のための休養がしっかりとれました。
ローカルの方は途中駅で下車して駅の屋台で朝ごはんを買ったり、逆に途中駅から乗車してきて車内販売をしてくれるおばちゃんもいます。水・軽食が買えるので、食べ物の心配も特にいらないと思います。
皆さん心配のトイレですが、日本では考えられないダイレクト方式笑。用を足したら付属のシャワーで流してそのまま線路へ・・・バキューム方式のように変に貯めこまないので逆に清潔だと思いました笑匂いもありません。
チェンマイ駅到着
夜21時出発、朝10時到着ということで、約13時間の旅でした。内8時間しっかい睡眠とれたので、これといった不便は本当にありませんでした。朝はタイの田舎の山々を眺めながらゆっくりできるので、とっても癒されます。
駅に着くと、タクシーやソンテウ(乗合タクシー)の運転手さんが待ち構えてますので、お好きな移動手段で観光をお楽しみください!
まとめ
いかがでしたでしょうか?チェンマイへの移動はもちろん飛行機が早いですが、ちょっと冒険したい!ローカルを味わいたい!という人は、是非寝台列車の移動も検討してみてください!
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