ある時、ふと妻の生理が2週間ほど遅れました。
元々周期はあまり崩れにくいほうだったので気になったのと、30歳を過ぎて子供を授かりたいと思ったときに、一度検査を受けたほうがよいのでは?という軽い気持ちで受診しましたが、あれよあれよと大変なことに、、、
ここでは私たちが病院を選んでから、手術・入院するまでの経験をシェアします。タイで病院にかかる不安があると思いますが、何かお役に立てたらうれしいです!
病院選び
まずは病院選びから。バンコクには、3大病院(サミティベート病院、バムルンラード病院、バンコク病院)のほかに、不妊治療専門の病院もいくつかあります。
まずは、極力不妊治療から出産まで一つの病院で済ませたかったことと、今後も何かとお世話になるときのかかりつけ病院は大きい方が安心かなと思い、3大病院に絞りました。
タイ在住日本人向け病院としては、サミティベート病院が最もアクセスが便利ですが、私たちは大勢の日本人とすれ違う中で不妊治療のために病院に通うことがはばかられたことや、バムルンラード病院ではサミティベート病院よりもウィメンズセンターが歴史長く運営されていて実績もあることから、そちらを選びました。
バムルンラード病院の場所はこちら
住所:33 Soi Sukhumvit 3, Khlong Toei Nuea, Watthana, Bangkok 10110
予約方法
バムルンラード病院も日本人専用窓口があります。電話をすればその場で予約をとってくれ、後日確認登録した電話番号にSMSが届きます。
窓口の方は、タイ人の日本語堪能な方の他に、日本人の通訳さんもいるので安心です。私が電話した際は、日本の婦人科で勤務経験のある日本人の看護師さんにご対応いただきました。
問い合わせフォームからでも予約可能です。
アクセス
バムルンラード病院はナナ駅から徒歩10分とやや遠いです。ただ、ナナ駅及びプロンポンのエムクオーティエ前からもシャトルバスが出ていますので、車が無い方には便利ですね。
バンコクではタクシーが日本より安いので、タクシーで行くのもよいでしょう。タクシーアプリGrabを使えば150-250THB(500円~800円程度)で行くことができます。
ウィメンズセンター
ウィメンズセンターは、敷地内B棟の2階にあります。患者さんの国籍は様々で、タイ系、インド系、欧米系、アラビア系と様々で、看護師さんや医療事務の方々も外国人相手には慣れている様子でした。
バムルンラード病院内では、どこの科の待合室でも、ペットボトルの水やジュース・豆乳などが無料で置いてあり、非常に助かります。
受付~受診
到着し受付を済ませると、まずは身長・体重・血圧など基礎データを毎回測定します。測定し終わると、いよいよ受診です。
私の担当はタイ人の女性の先生でした。診察中は希望すれば日本語通訳さんがつきっきりで通訳してくれます。今回受診に至った経緯、過去の病歴や出産歴、直前6カ月の生理開始日など、事細かに聞いていただきましたし、私たちの質問にも全て丁寧に答えてくださって、とても素晴らしい先生でした。
診察の結果、、、
初回は、診察と超音波診断のみ。2回目以降、血液検査や内視鏡検査をしていただきました。
初めて診察に行った2週間後、診断の結果から、チョコレート嚢胞と診断されました。腹腔鏡で摘出手術を来週にでも行うべきだ、とのこと。
婦人科の病気に明るくない私たち、バンコクに入国して2カ月の私たち、初めて病院に行った2週間後に手術を勧められた私たち、、、聞いた時にはただただポカン。。。
その場でどんなリスクがあるかなど色々と質問させていただきました。バンコクの病院は保険料を巻き上げるためにすぐに手術したがる、と聞いていたので、30分以上診察室で話し込んでいたと思います。
先生の所見では、大きさはそこまで大きくないものの、今後不妊治療をするにあたっては癌化する可能性があるとのことで、手術を勧めるとのこと。
もちろん不安はありましたが、十分話し合って自分たちの納得感が持てたので、その場で手術を決めました。
実際の手術と入院については次の記事をご覧ください。。。
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