せっかくバンコクに来たなら、日本では高くて買えないようなものを安く買って帰りたいですよね？
タイ土産のおすすめは色々な方がまとめていますが、その中でも今回は「宝石」に絞ってお話しします。
宝石なんて興味ない！という方も多いと思いますが、ジュエリートレードセンターは日本の宝石屋さんとは全く違った楽しみ方があるので、是非一度訪ねてみてくだい！
ジュエリートレードセンターってどこ？
ジュエリートレードセンターは、宝石の卸売り店が集まるシーロムにあります。外観は古びたアウトレットモールのような建物で、私たちはコロナ禍に訪問したので、人気も少なくちょっとドキドキしました。
宝石以外のファッションアウトレットのお店も入っている建物です。
なぜバンコクで宝石？？
正直、私たちはジュエリーには全く興味がありませんでした。夫の着るものはほぼGU、妻はチャトチャック市場で満足する庶民派です。
ただ調べてみると、バンコクは世界的にも宝石が有名な土地だとのこと。
①バンコクはアジアの商業の中心地であり宝石の集積地
②タイ・ミャンマー等でルビー・サファイアが採れる
③卸業者と交渉できる
ということで、興味本位で行ってみることにしました。
タイのカンチャナブリーやチャンタブリーはルビー・サファイアの採掘地、ミャンマーのブルーサファイアなどは年々採掘量が減っていて今では大変希少なものだそう。
■楽しみ方①：目の前いっぱいに広がるガラスショーケース
ジュエリートレードセンターの地下１階が、宝石卸市場になっています。エスカレーターを下りるとガラスケースにジュエリーやら裸石（ルース）がずらり。自分の視界総額いくら？？というくらい、まばゆい光景が見られます。日本ではなかなか見られない数カラットの特大宝石や、指輪・ブレスレットなどの加工済ジュエリーなど、100店舗近くあるのではないでしょうか。
一方で、座っている業者さんたちもまたプロ。怪しい雰囲気でスマホをいじりながら同業のバイヤーを待つ人や、観光客に狙いを定めここぞとばかりに売り込んでくる商魂たくましい人まで、様々です。タイ人はむしろ少数派で、インド人・パキスタン人、アフリカ系やアラブ系など、世界各国から商人が集まっており、人間観察が好きな方にもおすすめです笑
■楽しみ方②：思ったほど高くない宝石たち
本来、バンコクに来たならば、バイヤーが狙う王道宝石は、ルビー・サファイア・タンザナイト等です。私たちが訪問した時はだいたいルビー/サファイヤが400-800USD/カラットでした。日本で買うよりははるかに安いです。
しかし、目利きもできないド素人の私たちには、1粒数万円もする買い物をするお金も勇気もありません。
狙うは、クオーツ（水晶）やラピスラズリなど、日本ではパワーストーンとも呼ばれるような宝石たちです。名前は聞いたことあるけど実際こんな色なんだー！っていう石が何種類と並んでいます。もちろんピンキリですが、50-100THB/カラットで購入できる宝石もあります。宝石が本当にお好きな方々には大変申し訳ないですが、私たちがこういった2ランク3ランク下の宝石が好きです笑
それには、理由があります。
・1点ものを見つけるのが楽しい
宝石の中でも色やカットの違いがありますが、宝石にこだわりが無いからこそ、好きな色/形の石を直感で選べます。業者はそれぞれ仕入れによって得意な分野がありますし、業者さんはだいたい英語が通じるので、仕入れはどこだ？加工はどこだ？など適当な会話を楽しみながら、色々なお店を回って、自分だけの一点ものを探すのが楽しいと思います。相手は卸業者なので本気の値段交渉も楽しめます笑
・偽物が出回りにくい＝本物の確率が高い
ルビー/サファイヤなど高価な宝石の中には、別の素材に処理を加えた偽物が多いと聞きます。ただ、2ランク3ランク下の石であれば、元々値段が安いので、偽物を作る手間の方がかかってしまうこともあります。せっかくお金を出して買うのなら、自分の思った通り本物を購入したいですよね。
胡散臭いお土産屋などではプラスチック等の模倣品も出回っていますが、さすがにプラスチックか石かくらいの違いは分かる（と信じている）ので、ちゃんと思った通りの品が手に入るのが嬉しいです。
私たちは、ローズクオーツのブレスレット（400THB/本）や、クリスタルの付いた指輪(1,500THB)などを購入しました。
楽しみ方③：自分のオリジナルジュエリーが作れる
自分の気に入った石が裸石（カットのみ、指輪/ネックレスなどのジュエリーに装着されていない状態の石）だった場合、それを使ってオリジナルのアクセサリーを作る業者さんもあります。
相場は、シルバー925のチェーンが選べて、加工賃+チェーンで1000THB～、納期はだいたい1週間程度、といったところです。
異国で自分だけの1点物のオリジナルアクセサリーが作れるなんて、テンション上がりますよね！
まとめ
いかがでしたでしょうか？バンコクにはまだまだ面白いショッピングスポットが眠っていると思うので、都度ご報告させていただきます！
コメント